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2007年11月号 BJだいち さんより、おてがみが届きました

蘭の会の皆様へ

だいぶ寒くなってまいりました。わたしが住んでいる秩父地方では、朝晩の冷え込みが厳しいのでストーブを使うようになりました。

さて、20年近く勤務した会社を退職して、ポエトリーカフェを立ち上げ約1ヶ月が経ちました。妻(落合朱美)といっしょにカフェと詩集専門書店を運営していて気づいたことは、詩集というのは、読者に触れる機会をつくってあげれば売れるということです。まずは、陳列するということ。詩集コーナーをつくって選択の楽しみをつくるということ。そして、お買い物空間の演出、ゆったりとしたカフェタイムの提供。さらにフリーペーパーをつくりお薦め詩集として取り上げるということなどです。

いろいろな工夫をした結果、詩集が売れたときは、正直、うれしいです。とりわけ自費出版の詩集を店頭に陳列していて、見知らぬ人の目に留まり、そうして売れていく現場に立ち会うことは、ある種爽快な気分にさせてくれます。ポエトリーカフェを立ち上げてよかったと思える瞬間です。

わたしが、なぜポエトリーカフェを立ち上げたかというと、第一に、人の話を親身になって聴ける居場所の創出ということ。第二に、常にポエトリーリーディングできる場所の獲得ということ。第三に、詩集をできるだけ多くの人々の手にとってもらえる場所づくりということ。などです。それに加えて妻が実績を積んできた、手作り製本による自費出版のお手伝いとその販売促進の場所の獲得ということ。です。

いずれにしろ以前からわたしは、詩を軸とした事業をしたかったのです。そして詩こそが今後の日本人の精神生活の向上に有益じゃないのかと感じています。物質的には豊かになった日本人。しかし、心の情態はどうでしょうか。豊かさとは正反対の貧困情態と言えるのではないでしょうか。

わたしは、そのことをなんとしても変えたい。そう思っています。居場所がない。孤独な人々。なんと寂しい日本なのでしょうか。ポエトリーカフェは、誰に対しても開かれている居場所として、秩父に出現させました。わたしは、生涯をかけてこの居場所を守り続けたい。そうして心を豊かに生きていきたい。心を豊かにする人々を生み出したい。わたしの使命だと感じています。そしてなによりも妻に感謝したい。彼女は、わたしを心から支えてくれている。

それではまたお便りします。皆様のご健康とご多幸をお祈りしています。


2007年11月9日
BJだいち(坂本健一)





■BJだいちさんって、どんな人?

BJだいち
本名 坂本健一
昭和28年11月生まれ
埼玉県秩父市在住
2003年6月 楽天のウエブサイト「ネオテニーワールド」に詩形式でブログを書きつづけた。(当時は毎日更新)
2004年4月 大阪BIGCATにて「underground artist festa!!」をプロデュースし、自らもポエトリーリーディングを行なった。
2004年8月 「第2回詩のボクシング沖縄大会」に出場し、チャンピオンとなった。
2004年11月 詩集「ネオテニー日記〜死とその周辺」を新風舎より出版した。
2005年1月 椿氏発案のALL WORDS COAプロジェクトを椿氏とともに立ち上げた。
2005年4月 香川県高松市にてポエトリーリーディングイベント「ことばのライブAWC」をプロデュースした。
2005年9月 「ウエノポエトリカンジャム3」に出場した。
2006年8月 「AWC秋田ポエトリーリーディング」の立ち上げをサポートした。
2006年12月 「AWC八戸ポエトリーリーディング」をプロデュースした。
2007年10月6日 埼玉県秩父市にて「ポエトリーカフェ武甲書店」を妻(落合朱美)といっしょに開業した。

所在地 埼玉県秩父市東町21−1
交 通 秩父鉄道御花畑駅徒歩1分
TEL・FAX 0494−24−2813
URL http://www.bukou-books.com/



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