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2017年1月号 門田表(かどたひょう)さんより、おてがみが届きました

【私たちに似たどっかのだれかさんへ】

毎日ミライについて、
どっかのだれかさんから噂を聞きます。
わたしたちのみらいと違うので
毎日何かがおかしいと思います。
何がおかしいかは、よく分かりません。
どっかの誰かさんのミライがおかしいのかもしれないし、
私たちのみらいがおかしいのかもしれません。


遠くの国でたくさん人が死にました。
どっかのだれかさんは、このままだとミライは
世界中戦争になると言ったり、もうとっくに戦争中だと言います。

どっかのだれかさんは、地球がもう壊れそうだと言います。
人類が沢山資源を取って地球を汚してしまったからだそうです。
このままではミライの地球には人類が住めないそうです。

戦争したり、資源を取りすぎたりすると、
世界中から愛が減ってしまうらしいです。
どっかのだれかさんが言うミライでは
弱い立場の子どもやお年寄りが死んでいくと言いました。

それは、私たちのみらいとは違うかもしれません。

私たちは忙しいんです。
未来を考えるのに。遠くの国へバカンスの計画をしなければいけません。
なので遠くの国でも戦争なんてしたくないに決まってます。

私たちは忙しいんです。
未来の私たちの食べものや資源を作らねばなりませんから。
なので地球が壊れるようなことは、減らしたいに決まってます。

私たちは忙しいんです。
未来の私たちや子どもたちの為に愛を学ばないといけないんですから。

つまり、私たちの未来のことを考えなきゃいけないので、
どっかのだれかさんの言う未来について考えてる暇は無いんです。

あまり変なうわさを流さないでくださいね。
私たちに似たどっかのだれかさん。



【生活】

命が大切にされることは、
誰にとっても役に立つことです。

みんなで生きていくことは時に難しいでしょう。

誰もが幸せになりたいです。そして、考えることが一緒の人間なんていないから、喧嘩や争いも時には起きてしまいます。

それでも、
なるべく誰かを助けたい。
それができなくても、誰かを傷つけないようにすることだってできるはずです。

みんなずっと幸せが続けばいいと思っています。
だけど、ずっと同じことなんてなくて何もかもが少しづつ、時に大きく、変わっていきます。

世界を変えるなんてことはできなくても、
1日1日を大切に生活していく。

愛や勇気といった口に出すにはちょっぴり恥ずかしいことをみんなで小さいことから、学ばないといけないと思います。

■ 門田 表(かどた ひょう)さんって、どんな人?

kadota 1984年生まれ。東淀川の障がい者のグループホームで働きながら、コミュニティハウスはらいふにて、パーマカルチャーをテーマに生きている。好きなことは読書や庭いじり、ギターや料理もちょっとだけ。

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