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2015年5月号 細貝玲奈(ほそがいれいな)さんより、おてがみが届きました

1●見出し
性別とわたし

2●本文
こんにちは。
戸籍上、そして染色体検査においては、完全に「女性」なのですが、
じぶんの性別に迷っています。
このように、社会における性別観の問題を、「ジェンダー」といいます。
ジェンダーの話が苦手な方は、ここまで読ませてしまって、すみません。
別に平気さ、という方は、この先もお付き合いくださいね。

ふだんは女性として生活しています。
性転換手術や、男性ホルモン投与には、継続的にお金がかかります。
大学生であり、経済力はありませんし、
通学が忙しく通院をやめてしまい、
戸籍を変えたり体を変えたりは、していません。
性別違和の証明書も、取得していません。

ちょっと話が変わりますが現在、ベリーショートです。
髪の長さは、5センチくらいかな?
髪の毛を伸ばして、ショートヘアになったとき、家族からは、
「性別のことは、妄想だったのね。それが、終わったのね」
と思われてしまったから、うんと短くしています。

ボーイッシュな服装をすると、
「こちら女子トイレですから、男性の方は・・・」と声がかかるから、
服装やアクセサリーで「女性ですよ」と示すようにしています。

はっきり「男か、女か!」白黒つけられない。
この立場を「Xジェンダー」と呼んだりもしますが、
「人は誰しも、いろんな面があるのに、わざわざ、
『男と言うより女と言うよりXジェンダー』なんて、言う必要ある?」と、
聞かれることもあります。これについては、明確な答えを持っていません。

この質問の引力は強い。
「ジェンダーの問題なんて、わたしの妄想なのかな?」
と、思いながら生活していますが、年に何度か、
セクシュアルマイノリティ(ゲイ、レズビアン、性別違和の方など・・・)
と会って話したとき、体がほどけて、「あ、妄想じゃなかった。」と、なります。
そこで充電されて、また、まちへ戻っていく。

最後に。
詩のウェブサイトである、ということで、
ひとつ、言葉遊びをさせていただきます。
これは以前、某ウェブサイトに投稿して、
掲載してもらったこともあるのですが・・・。
「私の本名である、細貝 玲奈(ほそがい れいな)を並べ替えると、
ほな、それがいい
ほれ、いそがない
ほ、それがいいな
と、なります。」
これがあるから、男名へ、戸籍変更をする気には、なれないのです。



3●名前 肩書き
細貝 玲奈(ほそがい れいな)
大学生アーティスト

4●プロフィール

hosogai
1992年茨城県生まれ。2012年女子美術大学入学、
セクシュアルマイノリティの学生アーティストとして活動を始めるが、
説明がややこしいので、ふだんは、セクシュアリティを言わないようにしている。
相模原市にある、市議会議員事務所でボランティアをしている。
現在、大学4年次。

HPアドレス hosogaireina.jimdo.com
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