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2014年9月号 坂下範征さんより、おてがみが届きました

自己紹介とは何か。
坂下範征

 自己紹介とは何か。広辞苑によれば、「初めて会う人に、自分で自分の姓名や職業・身分などを告げること」とある。姓名は坂下範行と申します。宮之城駅前(鹿児島の宮之城線)の近くの家で生まれたので、遠く戦野に行く送り人の声がきこえたという。模範として出征する。おふくろがつけたという時代の産物のような名前・範征は、70年たってもなかなかなじめない。昭和18年11月8日出生。一と八が多く、まあ一か八かの人生といって目標などほとんどもったことがなく、いいかげんな男です。1973年、ぼくが愛して女房になってくれた女性の名前がいくよさん。いっしょに住んだのは一千夜も満たなかっただろう。ガンである。大阪でのデートのおもいでは法善寺の水掛不動尊と夫婦善哉。

 もう40年近くたつだろうから、ドキュメンタリー(十分位)もので、ゼンザイをのんでみたい。蝶子役はイタキソ神社でみつかるように三百円の木札「早く蝶子役がみつかるようお祈りします」とお札をおさめたところ、一週間でおねがいがかなったので、そこの神社の巫女さんと記念写真をとってもらった。今は幸せいっぱいです。雪駄とボーシはある。ゆかた500円位で古着買おうとココルーム前の古着店でみつけようとしている。

 職業はモト新聞配達店25年 土工10年 アルミ回収3年 塾教師(小中生)3年、大学総務(ケイビ、水まき、プールセイソウ<営繕)2年、紀伊国屋書店半年、写植屋半年。 現在の身分は生活保護者。年金生活者といいたいが、日雇いなどで省エネ省エネで生活してきたので、年金はほぼなく、これ又仕方ない。本来どうあるべきか、乞食の修行にでて、ノタレ死にが一番ピッタリなのかもしれない。

 今は米のめしとみそ汁を毎日たべて、市内のバス代、地下鉄が無料で、動物園などが無料。今度はオスのカバとメスのカバの水しぶきをあげながらのラブシーンを又みてみたい。11月に71才になったら、コラージュの紙絵10枚個展したいので、よかったらみにきてください。

 毎日メルヘンに生きて、70年たっても自己をよく知ることもなく、これからも省エネでしぶとく生きて、もし100才になったら織田作之助の「競馬」「六白金星」みたいな小説らしきものを書きあげてみたい。

最後に全国の老人諸氏へ。
“命短し 恋せよおじん”“命短し おじん、おばはん、大志をいだけ” 

現在、釜ヶ崎芸術大学に通うのが楽しみ。狂言やエッセイや詩や音楽や彫刻、書道、微分・積分の話“天文学”“物理学”などもはいった釜ヶ崎芸術大学三期をつくってください。何かよくはわかりませんが、お金集めをしているそうです。
https://motion-gallery.net/projects/cocoroom/

釜ヶ崎芸術大学のレポートはここにありますよ。
http://www.kama-media.org/japanese/geidai2013/

みなさん、ごきげんよう。


■坂下範征さんって、どんな人?
sakashita
坂下範征 さかした のりゆき
70歳 159cm 72kg
これまでの職:土工(解体工 手元)


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