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2013年7月号 増田伸夫さんより、おてがみが届きました

前略.
先日は白玉あんみつ御馳走様でした。
桜を見ながら歩きづめだったせいもあるかもですが、とても美味しかったです。昔ながらの甘味処、といった雰囲気のある素敵なお店を教えてくださって感謝しています。


ただ…ゆっくり話が出来なくて申し訳ありませんでした。
私達が席に着いて話をし始めてから席を立つまで、両隣のおばちゃん達から、全力で興味津々!的オーラをずぅっと浴びまくっていたのに気付きました?
彼女達に茶飲み話のネタを提供する義理は無いので、早々に切り上げたのですが、ホントのとこは、もう少し私もゆっくりしていたかったんですよ。


「私達はあなた達に対して一体何をすればいい?」
即座に返事が出来なかったのは、そんな問いがあなたの口から出たこと、そのことがちょっと切なく感じてしまったから。
考えすぎかもしれないですが、お互いの間に見えない仕切が出来てしまったのかなあ? なんて思ってしまいました。


「特別なことは何もしなくてもいい。たまに気にかけてくれれば。
 それだけでいい」
気を遣ったわけでもなんでもなくて、これが私の本音です。お互いが会えた時に、普通に食事をしたり、街歩きをしたり、酒を呑んでくだらない話で盛り上がったり。。。そんな当たり前のことを当たり前にできる、それが私が望むことです。


福島に遊びに来てくれるのは大歓迎ですよ〜。パタパタの軽自動車で良ければあちこち案内します(笑)けれど、、、ためらいや迷いがあるのなら頑張って来ようとしなくていい。なんていうと観光業に関わる人達がイヤな顔をしてしまうかもしれないね。でもそのときはこちらから出向けばいいだけだから。

あくまで私個人の考えですが、立場や環境の違いはあれど、都会にいても被災地にいても、日常生活そのものは変わらないはず。

長々と乱文を連ねてしまい申し訳ありません。

紅葉の季節にでも
またお会いしましょう。

お元気で!


■増田伸夫さんって、どんな人?


昭和43年福島県生まれ。
高校卒業後職を転々とし、現在は看板店に勤務。
2009年に「いわきぼうけん映画祭」の企画・立案をする。
震災後、地元紙に能天気な随想を定期連載し、
〆切に追われるという貴重な体験をする。
妻とその両親と長男・次男の6人家族だが
いまだ放浪癖が抜けずにいる。
http://ibff.jp

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