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2017年4月号 アワポンさんより、おてがみが届きました

蘭の会のみなさまはじめまして。
アワポンと申します。

なにをしてる人なん、と聞かれていつも困っています。

わたしが大事にしていることは、
ぱっと見るととてもばらばらなのですが、
一応ひとつ、ずっとつながっているテーマがあって、
そのことを、ちょっとだけ。


世界が生まれる「ひとつまえ」に、
勇気を出して目を凝らし、耳を傾けると、
なまなましい、知りたくなかったけど、
いちばん探していたエネルギーが佇んでいる。

その世界を知らずに一生逃げ回ることをしあわせと呼ぶのかもしれない。
でも、一度その世界を知ってしまうと、逃げることはもうできなくなる。

おなじなのにちがう、ちがうのにおなじ、それはひとつまえ。
だいきらいはだいすきで、だいすきはだいきらい。それはひとつうえ。

ときどき、
そんなことも全部ぶっとんで
360度ぐるりと景色がせまってくる。
すべてはその瞬間のために。


■アワポンさんって、どんな人?

1979年兵庫生まれ。10歳の息子と2人暮らし。
物事の「ひとつまえ」をととのえたり、問いかけることをライフワークにしています。
フランス語の「シチュアシオニスト」ということばを最近知って、
これが肩書にぴったりくるかなぁ、でもちょっとちがうなと悩んでいます。

音楽畑出身でありながら、その経歴をぶっとばし、
人生の謎を追ううちにいつのまにやら闇鍋な人生。
鍋の具材は、形而上の世界と形而下の世界をまじめにつなぐヒントたち。
西洋占星術、ホリスティックな体の整え方、菜食、哲学、心理学、シャーマニズム、民俗学、
サブカルチャー、普段着着物、オルタナティブな学びについて、などなど。
手仕事をしながら「?」を「!」にひっくりかえすのが好き。

だいぶ煮えてきましたので、5月に文学フリマに出店予定です。
2015年末より、ココルームにお邪魔して働いています。

ブログはこちら
http://dreaming-is-as-natural-as-living.blogspot.jp/

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